プログラマの種類
世間ではプログラマは最底辺の仕事だとかIT土方だとか色々言われているけど、実際にどうなのか。
まあ、僕目線でしか無いけれど、いくつか書いてみようと思う。
・社内SEとしてのプログラマ
社内向けシステムとかの管理をするプログラマ。多分、このプログラマが一番ホワイト。
社内向けで元々売上どうこうとかいう立場ではないので、基本のんびり。
立場が恵まれていると、社内システムを使って好きなことをやり放題。
もちろん、社内システムでトラブルが発生したら場合によっては深夜残業、土日出勤はあり得るけれど。
デメリットとしては、向上心が無いと多分駄目グラマになる。
楽したいから社内SEを目指す、って考え方じゃあ多分雇う側にとっても自分にとっても良くないんじゃないかなぁ。
あと、結構何でもやらされる。僕みたいに。
プログラムだけでなく、技術全般に興味があって色々やってみたい人で無いと厳しいと思う。
・下請けや出向としてのプログラマ
多分、IT土方だのなんだの言われているプログラマの大半はこれだと思う。
もちろん、会社や出向先によって環境は大幅に変わってくるけれど、その幅がでかすぎる。あと、給料を支払うのは当然所属している会社なので、待遇は変わらない。
向上心があってもきつすぎる業務で勉強の時間も確保出来ず、業務自体も流れ作業的な酷く面白くないプログラミングを強いられる事になるだろう。
誰のためにもならないし、社会のためにもならない。
そんなプログラマが作ったシステムは大体トラブルの元になるし、そのプログラマ自身の魂も削れていくだろう。
魂を削っていいものが出来るならまだしも、ガラクタしか出来ないのだから、悪魔の取引よりタチが悪い。
そういう会社は潰れた方が社会の為だと思う。誰の特にもならない、本当に。
転職会議とかを見れば、人材派遣まがいの事をしているクソ会社は割と簡単に見つかるので、避けるべき。
社員の人数が少ない所は……少数精鋭か、ブラックなクソかは賭けになる。しかも、分の悪い賭けになると思う。
ブラックな会社の見分け方として結構有名だけど、自社紹介でアットホームだとかふんわりとしたわけのわからんメリットを強調する所はとりあえずやめた方が良い。
・自社製品の開発をするプログラマ
多分、アプリケーションプログラマの中では大分マシな仕事が出来るのではなかろうか。
これも会社によるけれど、下請けとか正社員なのに派遣みたいに働かされる会社に比べたら、振れ幅は大分マシかと思われる。
基本、これを目指すべき。
ただ、悪い所もあって、会社によっては一切の冒険をさせてくれない。
IT業界は比喩表現じゃなく日進月歩なので、完全にその会社のペースに順応すると気が付いたら世間からおいていかれていた、なんて事もあり得る。
これが嫌な場合、ベンチャー系を狙えば良い。
ただ、ベンチャーはブラックな所も多いから……
スタープログラマを除いた一般プログラマとしては、この3種になるんじゃないかな。
ゲームプログラマは、経験した事ないので書かない。