GraphMaker使ってみた

Unityでグラフを描こうとしたが、折れ線グラフを作ってる最中で心が折れた。 AssetStoreでより素晴らしい感じのものを見つけてしまったのだ。

Asset Store

というわけで、使って見た感想。

軸の種類

いきなり躓いた。 Y軸を2種類設定する事が出来ない。 良くある、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせだ。相関関係があるが、しかし数値としては単位が違う様なグラフをまとめる時に使う。天気予報とかで言うなら、降水量と湿度をまとめたグラフとか。 左と右、両方にそれぞれ単位がある。 天気予報の例で言うなら、左が降水量、右が湿度。 湿度は0%~100%だが、降水量は場合によっては最大100mmには収まらないだろう。というか、%とmmでそもそも単位が違うので、やはり軸は両側に必要だ。

しかし、GraphMakerはそれを想定していない。 というわけで、僕が取った対策は「グラフの背景を透過させて、二つのグラフを重ねる」という至極単純な方法。 これの難点は、選択によるツールチップの表示が出来ない事だ。 あと、凡例をまとめる事が出来なくなる。

まあ、凡例は後で別に作って付け足せば良いが、ツールチップは悩ましい問題だ。無いと困るというものではないが……。選択時、背後のオブジェクトのイベントまで発火させる事が出来ればいいのだが、軽く調べたが中々そういった方法はない。そもそも、Unityに標準のUIフレームワークが備わったのは割と最近の様で、あまりこれに関する記事を見つけられない。しかも、標準フレームワークが出来る以前はAssetによる拡張フレームワークとしての実装もあった様で、未だに利用者が2分されている様だ。

それはさておき。 もう一つの方法は、ソースも提供されているので改造して軸を追加する、という方法。大変そうなのでまだ試していないが……。

Unityのデバッグで困るのは、画面上の描画にブレークポイントをかける事が出来ない事だ。例えば、おかしなラインが描画されたとして、そのラインが描画される瞬間はコードの中から探さなければいけない。 こういう辺り、Unityに慣れてる人はどうしてるんだろ……。

さて、あとはちくちくと感想やら使い方やら、本記事を更新していこうと思う。